
基本情報
| ボトル名 | フロム・ザ・バレル NIKKA WHISKY FROM THE BARREL |
| 国/地域 | 日本 |
| 製造・販売 | ニッカウヰスキー(アサヒグループHD) |
| タイプ/原材料 | ブレンデッド(モルト・グレーン) |
| Alc.度数 | 51.4度 |
| 購入時期 | 2018年7月 |
| 価格帯目安 (700ml換算) | ミドル(3,000円〜6,000円) *購入時の価格のため目安となります |
1985年、2代目マスターブレンダー竹鶴威氏が、「ウイスキー本来の姿=樽出しの状態で飲んでほしい」という理想を追求して作られましたボトルになります。
2000年代以降、イギリスなどで「最高に美味いジャパニーズ」として火がつき、数々の世界的賞を受賞したことで、今や海外旅行客が日本で血眼になって探す「お土産」の筆頭です。
一般的なブレンデッドウイスキーは、モルトとグレーンを混ぜた後、すぐに加水して瓶詰めしますが、フロム・ザ・バレルではブレンドした原酒を再貯蔵樽に詰め、数ヶ月間寝かせることで異なる性質の原酒たちが樽の中で馴染み合い、カドが取れた一体感のある味わいを出しています。
また、加水に関しても、再貯蔵後の原酒に少量加水のみ行っており、原酒に近い51.4度という高いアルコール度数でボトリングしています。これにより、再貯蔵による熟成成分や高級脂肪酸エチルなどの旨味成分を閉じ込めています。
51.4度というアルコール度数は、ニッカが最も香りと味が調和すると導き出した黄金比だそうです。
味わい
グラスに注いだ瞬間から、立ち上がりは濃厚で甘い樽香を感じます。その後、レーズンのようなドライフルーツが感じられます。アルコール感は強いですが、刺激よりも厚みを感じます。
ストレートで口に含むと、とろりとしたオイリーな口当たりで、カラメルのような濃厚な甘みが広がり、その後に樽由来のビターさとスパイス感が追いかけてきます。
51%という度数から想像される荒々しさはなく、ウッディさとビターカカオのニュアンスが静かに続いていきます。
ロックにすると、甘みは引き締まり全体の輪郭がシャープになりました。
スパイス感が前に出てドライな印象になりますが、氷が溶け始めると再びバニラや果実の甘さが戻ってきます。
ハイボールでは、樽由来の甘さとコクが炭酸によって軽やかに広がってきます。
一般的なハイボールに比べると明らかに芯が太く飲みごたえがありました。普段飲みというよりは、少し贅沢なハイボールです。
なかなか出会えることはありませんが、原酒感を家庭で楽しむための完成形な1本だと感じました。
評価
| 総合評価 | ★★★★★(出会えたらリピート) |
| おススメ飲み方 | ストレート |


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